2016年7月30日土曜日

イートン8&9日目


 昨日は更新ができなくてすみませんでした。昨日は学内での活動でした。授業風景の撮影ができましたのでアップをしておきます。夕刻にはイートン・ウィックという町にあるインド料理店に行きました。雨の中、20分くらい歩きました。イートンのスタッフによると、イギリスが過去にインドを統治していたということもあり、インド料理はイギリスの伝統料理の一つと考えられているそうです。写真をお見せできないのが残念ですが、カレーのフルコースといったようなもので、高校生をして食べきれないほどのカレー料理を楽しみました。総じて甘めの味付けで、日本のカレーとは一味違うものでした。
 



 さて、今日は午後からハンプトン・コート宮殿に行きました。トマス・ウルジーがこの素晴らしい宮殿を建て、かの有名なヘンリ−8世がのちにこの宮殿を譲り受けることになりました。紙面の都合上、ヘンリ−8世についてここで長々と書くつもりはありませんが、彼は6度結婚をしたことで知られており、歴史の先生トリスタンによると、初めの妃である①キャサリン・オブ・アラゴンから、②アン・ブーリン、③ジェーン・シーモア、④アン・オブ・グレーブス、⑤キャサリン・ハワード、そして⑥キャサリン・パーまでを"Divorce(離婚), beheaded(首切り), die.(死)  Divorce, beheaded, survive(生き残る)!"で覚えると良いとのことです。このフレーズを宮殿の入り口で全員で復唱しました。とにかく、贅の限りを尽くしたこの宮殿はとても綺麗に管理されており、みな「すごい!」と驚きの声をあげていました。ここには幽霊も出るらしく、自由時間には生徒たちと一緒にその現場を探索しました。イギリス史を肌で感じることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
 明日はいよいよウィンザー城を散策します。イートンから歩いて15分程度の距離にあるにもかかわらず、未だに足を踏み入れていないので楽しみです。生徒たちはといえば、少しずつここでの生活に慣れてきたのか、体調不良を訴えるものもなく、皆元気にやっています。












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