2016年8月3日水曜日
イートン13日目
今日は午前中に授業がありましたので、見学をさせていただきました。イートンの授業を見ていて一番興味深いのは、どのクラスでも同じような授業が展開されていることです。当たり前のことと思われるかもしれませんが、これはすごいことです。イートンには授業をする先生とは別に教材作成の専門家がおり、その専門家が作成した教材を元に先生たちがグレードに応じた授業を行います。プリントを見ていても、興味を引き出すよう随所に工夫がなされており、「生徒の持っている力を最大限引き出す」というイートンの姿勢が反映されています。授業の後は、Foundation Tourをしました。イートンの敷地内でも最も古いところを探索しました。下の写真は一番初めに作られた教室だそうです。壁や机のいたるところに彫刻が施されていますが、これらはもちろん昔の生徒たちがやったものです。この部屋ではありませんでしたが、違う部屋の壁に "Prince William of Wales(ウィリアム王子)"と"Prince Henry of Wales(ヘンリー王子)"の彫刻も発見しました。ツアーが終わるとバスに乗ってドーニー・レイクに向かいました。ここはロンドン・オリンピックのおりにボート競技の会場になった場所で、直線距離が2キロに及ぶ広大な人口の湖です。ここで我々はドラゴン・ボート(長崎のペーロンのようなもの)をしました。何グループかに分かれて競争をしましたが、皆ヘトヘトになりながらも楽しんでいました。何よりも五輪会場になった場所でボート遊びができることに感動していたようです。晩御飯はここのボートハウスでBBQを食べ、そのあとはディスコを楽しみました。
明日はサイオンハウスというマナーハウスを訪れます。イートン研修も終盤に差し掛かりましたが、ここでの生活も慣れてきたもので、皆元気にやっています。これだけの盛りだくさんの研修の中にあって、体調不良の生徒がいないことに驚いています。明日は夜のアクティビティーがタレント・ショーとなっていたのですが、どんな出し物をしてくれるのか楽しみにしています。よって、場合によってはブログのアップができないかもしれません。
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